待ち時間の短縮、スムーズな受付、円滑な診療のため当院は予約制となります

◎初診、再診の方も予約が取れますので、是非予約をお取りください。
◎急変や重篤な状態はこの限りではありません。

TEL.0852-52-4177

【診療時間】8:30-12:00 / 15:00-18:00
※初診の診療受付時間は終了30分前までです。
【休診日】木曜、日曜、祝日

GASTROENTEROLOGY

消化器内科

内視鏡検査で消化器疾患を徹底チェック

胸焼け、胃の痛み、腹痛、便通異常(下痢、便秘)などの消化器症状に対して診療します。
胃癌を早期発見するための胃カメラや、大腸癌検診(便潜血検査)で陽性になった際の大腸カメラも行います。
あわせてピロリ菌の感染状態をチェックし、必要に応じてピロリ菌の除菌治療も可能です。
入院治療や侵襲的検査が必要と判断した場合には、総合病院などへ紹介いたします。

こんな症状で
お悩みではありませんか

  • 胸焼け
  • 便秘
  • げっぷやお腹の張り
  • 血便
  • 腹痛
  • 食欲不振
  • 吐き気や嘔吐
  • 体重減少
  • 下痢
  • 便の形状や色の異常

消化器内科の
主な対象疾患

消化器内科では、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢などの消化器系の疾患を診療します。
内視鏡検査や超音波検査、血液検査を活用し、精密な診断と治療を行います。
症状が軽微でも放置せず、早期に受診することで、健康管理や疾患予防が可能になります。

  • 01

    胃潰瘍

    胃潰瘍は、胃の粘膜が胃酸によって傷つき、潰瘍を形成する疾患です。主な原因は、過度のストレス、ピロリ菌感染、長期間の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用などです。
    症状としては、胃の痛みや不快感、食後の膨満感、吐き気、食欲不振などがあります。
    胃潰瘍は進行すると出血や穿孔を引き起こすことがあり、放置すると深刻な合併症を引き起こすことがあります。治療には、制酸薬や胃粘膜保護薬を使用して胃酸の分泌を抑える方法が取られます。ピロリ菌の感染が疑われる際には除菌療法を行います。早期の診断と治療が重要です。

  • 02

    逆流性
    食道炎

    逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜が炎症を起こす疾患です。
    主な症状には、胸焼けや酸っぱい味が口に上がる、飲み込みにくさ、喉の痛み、咳などがあります。長期的に放置すると、食道に損傷を与え、潰瘍や狭窄、さらには食道がんのリスクも高まります。原因としては、胃の圧力が高くなる、食道の下部括約筋の緩み、肥満や食事の不摂生などが挙げられます。
    治療は、薬物療法や生活習慣の改善が中心です。早期の対応で症状の軽減が期待できます。

  • 03

    過敏性
    腸症候群

    過敏性腸症候群(IBS)は、腸の働きに異常が生じ、腹痛や腹部不快感、便秘や下痢を繰り返す疾患です。
    原因は明確ではなく、ストレスや食生活、腸内細菌のバランスが影響すると考えられています。
    IBSは、特に便の変化(便秘・下痢)や腹痛が特徴的で、症状が悪化すると日常生活に支障をきたすことがありますが、腸に器質的な異常は見られません。治療は症状に応じた薬物療法や食事療法、ストレス管理が重要です。症状が続く場合は受診をおすすめします。

  • 04

    胃がん

    胃がんは、胃の粘膜に発生する悪性腫瘍で、日本では比較的多いがんの一つです。
    原因としては、ピロリ菌感染、塩分の多い食事、喫煙、過度な飲酒などが挙げられます。初期には自覚症状が少ないため、早期発見には定期的な内視鏡検査が重要です。進行すると、食欲不振、体重減少、胃の不快感や痛みなどの症状が現れます。治療法には早期胃がんの多くは内視鏡治療で根治可能です。進行胃がんと一部の早期胃がんに対しては外科的手術、化学療法が行われます。早期発見・早期治療が予後改善の鍵となります。

  • 05

    大腸
    がん

    大腸がんは、大腸の粘膜に発生する悪性腫瘍です。
    食生活の欧米化に伴い、日本でも増加傾向にあります。リスク要因には、赤身肉や加工肉の過剰摂取、肥満、運動不足、喫煙、飲酒、そして遺伝的要因が含まれます。初期は自覚症状がほとんどなく、進行すると血便、腹痛、便通異常が現れることがあります。定期的な大腸カメラ検査による早期発見が重要です。
    治療法は胃がんと同様に、早期がんは内視鏡治療、進行がんは外科手術、化学療法、放射線療法など病状に応じて最適な治療が選択されます。

消化器内科の主な検査

腹部エコー

腹部エコー(腹部超音波検査)は、超音波を使って腹部内の臓器や血管の状態を観察する検査です。痛みがなく、体に負担が少ないため、幅広い診療科で利用されています。
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、大腸などの異常や疾患を早期に発見でき、例えば肝臓の脂肪肝や腎臓結石、胆石、膵炎などの診断に役立ちます。
また、腹部の腫瘤や血流の状態も確認できるため、がんや血管疾患の検査にも使用されます。事前の準備としては、空腹での受診が推奨されます。安全で迅速な検査方法として、非常に有効な診断ツールです。

内視鏡検査について

早期発見、早期治療
内視鏡で安心な未来へ

内視鏡検査は、食道、胃、大腸などの消化器官を直接観察する検査方法です。
細い管の先端にカメラを搭載した内視鏡を体内に挿入し、内部をモニターで確認します。この検査により、胃炎、胃潰瘍、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどの早期発見が可能になります。
また、異常があればその場で生検を行い、精密な診断ができます。痛みが少なく、日帰りで行えるため、体への負担も少ないのが特徴です。
定期的な内視鏡検査は、消化器系の健康維持に役立ち、早期の治療や予防に繋がります。