待ち時間の短縮、スムーズな受付、円滑な診療のため当院は予約制となります

◎初診、再診の方も予約が取れますので、是非予約をお取りください。
◎急変や重篤な状態はこの限りではありません。

TEL.0852-52-4177

【診療時間】8:30-12:00 / 15:00-18:00
※初診の診療受付時間は終了30分前までです。
【休診日】木曜、日曜、祝日

INTERNAL MEDICINE

一般内科

一般内科で行う診断・
治療・予防の重要性

感冒・インフルエンザなど季節性の感染症や高血圧、糖尿病や
脂質代謝異常症など生活習慣病を中心に幅広く内科疾患を診療しております。
内科全般についてご相談に応じます。必要に応じて、他医療機関への紹介などを行います。

こんな症状で
お悩みではありませんか

  • 発熱
  • 尿の異変(頻尿・血尿)
  • 頭痛
  • 急激な体重変化
  • めまい・立ち眩み
  • 食欲不振
  • 鼻水・鼻づまり
  • 体が疲れやすい
  • 吐き気・嘔吐
  • 発疹・むくみ

一般内科の主な対象疾患

一般内科は、風邪や発熱、頭痛、めまい、胸痛、咳、喘息、気管支炎、呼吸困難、
関節痛、甲状腺や内分泌に関する疾患、アレルギー疾患、皮疹、蕁麻疹など、
一般的かつ頻繁に見られる症状や病気に対して、最初に診療を行う専門分野です。

  • 01

    風邪

    風邪と一口に言っても、頭痛、発熱、鼻水、鼻づまり、咳、痰、喉の痛み、食欲不振など、さまざまな症状が現れます。
    風邪の主な原因はウイルスであり、通常は鼻や喉の粘膜を通じて感染が広がります。油断すると肺炎や気管支炎を引き起こす可能性があるため、早めに医療機関を受診し、無理をせずに安静を保つことが推奨されます。

  • 02

    インフル
    エンザ

    冬季に多く見られるウイルス性の急性熱性感染症です。主な症状としては、38℃を超える高熱が突然現れることや全身的な不調が挙げられます。
    具体的には、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、喉の痛み、咳、鼻水などが見受けられます。多くの場合、1週間程度で症状が改善しますが、肺炎や脳症といった合併症には十分な注意が必要です。また、流行が急速に広がることが多く、二次感染のリスクも存在するため、早期の受診を強く推奨いたします。

  • 03

    コロナ
    ウイルス

    感染は主に飛沫やエアロゾルを介して広がり、人が集まる場所や密閉された空間では感染のリスクが高まると考えられています。
    潜伏期間は1日から14日(通常2-4日)と幅広いのが特徴です。軽症の場合は鎮咳薬や解熱剤が処方されます。ワクチンは発症を防ぐだけでなく、重症化を防ぐ効果もあるため、積極的に接種を検討してください。

  • 04

    めまい

    めまいは、体のバランスを保つための神経系の異常によって引き起こされる症状です。
    原因としては、内耳の異常、血圧の変動、神経系の疾患、貧血、ストレスなどが考えられます。めまいは、突然の立ちくらみやふらつき感を伴うことが多く、症状が長引く場合や強くなる場合は、早期の診察が必要です。治療方法は原因によって異なり、薬物療法や生活習慣の改善が行われることがあります。また、めまいが頻繁に起こる場合や重症化する前に、医師による適切な診断を受けることが重要です。

睡眠時無呼吸症候群
について

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上発生する状態を睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼びます。
この状態は体内への酸素供給が不十分となり、身体に大きな負担をかけることになります。
その結果、日中の眠気や頭痛、疲労感、高血圧、循環器疾患、さらにはその他の合併症のリスクが増加します。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状

  • 大きないびき
  • 記憶力や判断力の低下
  • 睡眠中の呼吸停止
    (しばらく息が止まる)
  • 口の渇きや喉の痛み
  • 睡眠中に何度も目が覚める
  • 高血圧
  • 朝起きたときの強い疲労感や頭痛
  • 眠っている間の突然の息苦しさ
  • 日中の眠気や集中力の低下
  • 性格の変化やイライラ感

睡眠時無呼吸症候群の主な原因

睡眠時無呼吸は、上気道の空間が狭くなり、閉塞することによって発生します。
上気道の閉塞には、首周りの脂肪の蓄積や扁桃腺の肥大、舌が気道に落ち込むこと、
舌のサイズが大きい(巨舌症)、鼻の形状が曲がっていることなどが原因として挙げられます。
肥満は首周りに脂肪が蓄積される要因となり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがありますが、日本人の場合、下顎が小さい(小顎症)ために気道が閉塞しやすく、痩せている方でも睡眠時無呼吸症候群を患っていることがあります。

睡眠時無呼吸症候群の検査

  1. 01

    問診・身体検査

    クリニックにお越しいただき、医師による問診および診察を受けていただいた後、
    睡眠時無呼吸症候群の可能性があると判断された場合には、簡易検査を実施いたします。

  2. 02

    簡易検査を受ける
    (自宅にて)

    ご自宅で簡易検査を実施していただきます。簡易検査は、指先などに測定器を装着して行います。

  3. 03

    精密検査
    (病院に一晩入院する検査)

    簡易検査の結果、睡眠時無呼吸症候群の可能性が示唆された場合には、さらなる詳細な検査を受けていただき、
    無呼吸の原因およびその重症度を評価いたします。重症度が一定の基準を超える場合には、治療を行うこととなります。

睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群の治療には、症状を軽減する「対症療法」と、無呼吸の根本的な原因を解消する「根治療法」が存在し、いずれも患者の状態に応じて最適な治療法が選ばれます。特定の治療法が他より優れているわけではなく、患者の重症度や原因に基づいて適切な治療が行われます。
表的な対症療法には「CPAP治療」や「マウスピース」があり、根治療法としては「外科的手術」が挙げられます。さらに、肥満を抱える患者においては、体重を減少させることで無呼吸の改善が期待されます。

生活習慣病について

生活習慣病は、食事、運動、アルコール摂取、喫煙などの生活習慣によって引き起こされる健康問題を指します。
これらの病気は長期間放置されると深刻な健康障害に進行する恐れがあるため、早期の対処が極めて重要です。

  • 01

    高血圧

    心臓から送り出される血液が血管内で生じる圧力、すなわち血管の壁にかかる力を「血圧」と呼びます。
    この血圧が一定の基準を超える状態を「高血圧」と定義します。健康な若年者の場合、血圧はおおよそ120/80mmHg程度です。正常血圧と高血圧の間には明確な境界線は存在しませんが、収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上である場合は高血圧と見なされます。いずれか一方がこの基準を超えている場合も、高血圧とされます。

  • 02

    脂質代謝
    異常

    脂質代謝異常とは、体内で脂質(脂肪)の分解や合成が正常に行われない状態を指します。
    これにより、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)のバランスが崩れ、動脈硬化や心疾患、糖尿病などのリスクが高まります。脂質代謝異常の原因としては、遺伝的要因や食生活の乱れ、運動不足、肥満などが挙げられます。治療には食事療法、運動療法、必要に応じて薬物療法が行われます。早期発見と改善が、生活習慣病予防において重要です。

  • 03

    糖尿病

    糖尿病は、高血圧や高脂血症、肥満などと共に、生活習慣病の代表的な疾患です。
    また、糖尿病は動脈硬化性疾患における重要な危険因子でもあります。糖尿病を患う方は、動脈硬化が進行することで、さまざまな病気に罹患するリスクが増加します。実際、糖尿病が原因で多くの病気に苦しむ方々を診察する機会が増えています。
    日本国内では糖尿病患者が増加し続けており、糖尿病に伴う動脈硬化の予防は医療従事者にとって重要な課題となっています。そのため、血糖値の管理を徹底することが求められています。

メタボリックドミノとは

メタボリックドミノとは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満や高血圧、糖尿病、高脂血症などが組み合わさった状態)が引き起こす健康問題が、連鎖的に次々と悪化していく現象を指します。例えば、肥満が原因で高血糖や高血圧が進行し、その結果、動脈硬化が進み、最終的には心疾患や脳卒中といった重篤な病気に至ることがあるという概念です。
このような「ドミノ倒し」のような悪循環を防ぐためには、早期に生活習慣を改善し、メタボリックシンドロームのリスク因子を管理することが重要です。

生活習慣病の治療法
について

  • 食事療法

    バランスの取れた食事が基本です。
    塩分や脂肪分を控え、野菜や魚、穀物を多く摂取することが、生活習慣病の予防に役立ちます。

  • 運動療法

    定期的な運動は、血圧や血糖値の改善、体重管理に効果的です。
    ウォーキングや軽いジョギングなど、無理なく続けられる運動を取り入れることが重要です。

  • 薬物療法

    必要に応じて、血圧降下薬や血糖降下薬などが処方されます。
    医師の指示に従い、定期的に服薬し、治療をサポートします。

生活習慣病は
一生付き合う病気です
重症化する前に
治療を受けましょう

生活習慣病は根治が難しいことが多く、一生付き合っていく覚悟が必要です。
そのため、日々の生活習慣に注意し、定期的な通院や医療機関でのアドバイスを受けることが重要です。
健康診断で異常が指摘されても、忙しさや自覚症状が少ないために治療を先送りすることがありますが、生活習慣病を放置すると内臓や血管にダメージが蓄積し、脳や心臓の重篤な疾患リスクが高まります。
異常を感じたら、早期の受診をお勧めします。